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職業訓練校に行くと大きなメリットがあることはこれまでに述べてきたとおりです。
しかし、残念ですが全くデメリットがないわけではありません。

訓練コースが始まってから
「こんなはずじゃなかった!」ということにならないよう、
職業訓練を受けることのデメリットについてお話します。

一番大きなデメリットは「時間が拘束される」ことです。

これは「この資格が取りたい!」「この分野のスキルを伸ばしたい!」
という明確な目的意識がある人にとっては関係ない話です。

しかし、「失業保険が優遇されるから」という理由で
職業訓練校に入学した人にとっては、この拘束時間は大きな苦痛になります。

別に「失業保険の優遇目的で職業訓練校に行く」ことについて批判する気はありません。
そのような選択肢が用意されている以上、選ぶのは個人の自由です。
(「入りやすいコース」を案内しているのは、そういう方たちのお役に立てるようにです)

しかし、朝の9時から15時〜16時程度まで拘束されますので、
「お金だけを見ればアルバイトをしていた方がマシだった」
という結果になりやすいこともまた事実です。

職業訓練校に申し込む前に、この「拘束時間」と「失業保険が優遇されるメリット」を
天秤にかけて「自分が納得できるかどうか」は一度考えておかれたほうがよいでしょう。

また、職業訓練校に入ると「まじめに転職活動」をしなければなりません。
前にも書きましたが職業訓練校の実績は
「どれだけ再就職者を送り出したか」で判定されますので、
講師がやたらとプレッシャーをかけてきます。

「最後まで受講しなくていいから、とにかく再就職しなさい」
というのが口癖の講師までいるぐらいです。

「訓練期間が終わるまで、のんびりしよう・・・」
などと考えていると、予想以上の圧力をかけられて憂鬱になりかねません。

もちろんコースによってその度合いには差がありますが、
基本的な構造は共通していますから、このようなデメリットに遭遇する可能性は高いです。

インターネット上で見られる職業訓練校の情報は、
良い点だけを強調しているところばかりですので、
今回あえてマイナス面についても触れました。

しかし、これらのデメリットを差し引いても、
職業訓練校は退職後の選択肢としては十分に魅力的といえます。

メリット・デメリットの評価は人それぞれですから、
後は「『自分にとって』行った方が得かどうか?」で判断されてみてください。
2008.12.05 Fri l 職業訓練 l コメント (0) トラックバック (0) l top
職業訓練校に行きたいが、落ちるのは不安・・・
という方のために、倍率が低いコースをいくつかご紹介します。

この中から、興味が持てるコース、
最悪でも途中で嫌にならないコースを選ばれるとよいでしょう。
倍率はいずれも2007年後半〜2008年に東京都で開講された職業訓練コース実績です。

・賃貸不動産管理科 0.9倍
・ソフトウェア・コーディネート営業科 0.6倍
・販売ビジネス科 0.4倍
・事務OA活用科 0.5倍
・ソフトウェアテストエンジニア養成科 0.2倍
・建設CAD実務技能科 0.6倍
・ITビジネス科 1.0倍
・ビジネスソフト・ホームページ作成入門科 0.5倍
・ビジネスソフト・プレゼンテーション入門科 0.6倍
・Cプログラミング基礎科 0.7倍
・一般住宅・マンションリフォーム科 0.7倍

お住まいの地域によってないコースもありますし、倍率も当然異なってきます。

ですが、「実質無試験状態で入れるコースも、探せば見つかる」
ということは実感していただけるのではないかと思います。
2008.11.28 Fri l 職業訓練 l コメント (0) トラックバック (0) l top
職業訓練校の入学選考は、筆記と面接で行われます。
入るのが難しいか?というとコースによりさまざまです。

倍率3倍を超えているコースもあれば、
1倍を切っているコースもあり、意外と差が大きいです。

合格だけを目的にするなら、
倍率が低いコースを選ばれるのも立派な戦略です。
途中で行くのが嫌になるかも知れませんが・・・

筆記は中学3年〜高校1年レベルの国語と数学や、
コース特有の適正検査などが課されます。

これを読んで、「筆記があるのでは無理!」と思われる方も
いらっしゃるかも知れませんが、
受験者はみな同じような状況ですので尻込みされる必要はありません。

面接重視ですので、筆記試験が他の人より多少できなくても合格は可能です。

筆記試験は一部インターネット上で公開されていますので、
問題レベルを確認されておくのも良いでしょう。

面接ですが、複数の経験者の方に聞いた話を総合すると
「訓練コースの実績になりそうな人」が受かるのが現実のようです。

「訓練コースの実績になりそうな人」とは、要するに「再就職できそうな人」です。

「職業訓練校で学ぶこと」を「今後の再就職にどう活かすか」といった観点から
志望動機をまとめておくと「技能取得・再就職ともに意識が高い」という評価を
得られやすくなります。

また、服装はスーツで行かれるのが無難です。
たまにラフな私服で面接に現れる方がいますが、おそらく最初に落とされているでしょう。
「常識もない人」は、再就職(=訓練コースの実績)できる可能性が低いからです。

この程度のことを抑えているだけでも、合格率は飛躍的にあがります。
2008.11.21 Fri l 職業訓練 l コメント (0) トラックバック (0) l top
「職業訓練校に行こう」と決めた方は、
まずどのコースを受験するのかを検討することになります。

最寄のハローワークに行けば案内パンフレットが
おいてありますので、まずはもらってくるとよいでしょう。

いくつものコースを同時に受験することはできませんので、
コースの選択は慎重に行う必要があります。

職業訓練校は「滑り止め」はきかないのです。

選ぶのは、現在募集直前か、現在募集中のコースです。

開始時期は4月が一番多いですが、
他にも1月、7月、10月にも開講されます。

ごく少数ですが、それ以外の月に開講するコースもありますので
どうもタイミング的に合わないという方は
そうしたコースを探すのも良いでしょう。

開講が半年先・・・というのではあまりメリットも期待できませんので、
募集中あるいはもうすぐ募集を開始する講座から選択する必要があるのです。

また、もうひとつ注意したいことがあります。
開校日はあくまで職業訓練のスタート日ですので、
募集締め切り・入学選考はその前に行われます。

このあたりの時間を考慮すると、
応募から職業訓練のスタートまで3ヶ月かかってしまう、ということもあり得ます。

これでは、職業訓練校の大きなメリットのひとつである
「3ヶ月に及ぶ失業保険の受給制限期間が解除される」恩恵に
あずかることはできません。

これを避けるには、「在職中に受験してしまう」のも手です。

職業訓練校は、失業状態でないと入学できないという制限はありません。
ですので、在職中に合格→退職後に入学 という流れでいけば、
タイムラグなしに失業保険を受給することが可能です。

ただ、会社から予想外の引きとめにあって
結局開講日までに辞められない、という危険はあります。

お勤めの会社が過去に退職希望者にどういう態度を取ってきたかを考慮しないと
せっかくの合格が無駄になりかねません。

すでに最終出社を終えた人が有給消化中に受験する・・・というのが
現実的なラインになるかと思います。

2008.11.14 Fri l 職業訓練 l コメント (0) トラックバック (0) l top
失業中に、職業訓練校に通って
資格を取りたいという方もいらっしゃるでしょう。

職業訓練校に通っている間は失業保険が受給できる、
ということはご存知の方が多いですが、
そのメリットを正しく把握している方は少ないようです。

ここでは、職業訓練校に通うメリットを見ていきます。

(1)失業保険の受給制限期間中に職業訓練校に入学すると、
入学日以降の受給制限が解除される
(2)訓練期間中は、本来の受給期間を超えて失業保険が支給される
(3)授業料は無料。テキスト代の実費のみで受講できる

まず(1)ですが、自己都合退職すると失業保険をもらうまでに
3ヶ月の受給制限期間がつくのはご存知だと思います。

しかし、職業訓練校に通い始めると、
例えまだ受給制限期間中でも入学したその日から
失業保険が支給されるようになります。

(2)も非常に大きなメリットです。
受講コースの期間は3ヶ月から最長2年といろいろですが、
コースが修了するまで失業保険は引き続き支給されます。

3ヶ月しか失業保険がもらえない人でも、
2年のコースに入学すれば1年9ヶ月分、
失業保険の受給期間を延ばすことができるというわけです。

(3)ですが、(1)(2)と非常にメリットが大きいにも関わらず
受講料は無料になっています。
テキスト代だけは実費負担になりますが、それでも数千円です。

失業保険の受給制限を解除し、
支給日数を引き伸ばすメリットを考えると激安といえるでしょう。
2008.11.07 Fri l 職業訓練 l コメント (0) トラックバック (0) l top